これはご利用の環境によって様々なケースが考えられますので、一概には言えません。
Pentium 166MHzを搭載したPCにWindows 98SEをインストールし、USB-KeyerやzLog for Windows、MMTTYを使用してみましたが、正常に動作しました。より高速なプロセッサを搭載したPCでも他のアプリケーションを同時に多数起動していたり、送信中にタスクの切り替えを行うと符号が乱れる可能性があります。USBIF4CWを安定した状態で使用するためには、必要のないアプリケーションや常駐プログラムを事前に終了しておくことをおすすめします。
また、PC本体の処理能力に関係なく、USBIF4CWと同時に他のUSB機器を使用した場合に符号が乱れることがあります。特にプリンタや外部記憶装置など、比較的高速で大量のデータ伝送を必要とする機器と同時に使用したり、他のUSB機器を接続・切断したりすると、このような問題が発生する可能性があります。これは、USBが一本の伝送路(バス)を複数のUSB機器で共用しているためです。このような場合、可能であればUSBIF4CWを接続するUSBポートを変更してみてください。
ハムフェア2003(2003年8月)以降のUSBIF4CW Ver.2では、PC側アプリケーションからは文字コードが受け渡され、USBIF4CW内部で符号を生成します。これにより、USBIF4CW
Ver.2に対応したアプリケーションでは運用中に符号が乱れる現象が発生しにくくなるはずです。