USBIF4CW Gen.3がFT8モードなどに対応

USBIF4CW Gen.3の設計を変更し、WSJT-XやJTDXなどのFT8やJT65モードを運用するソフトウェアで使用できるようにしました。これまでリグコントロール用に1chのみだったCOMポートを2chのものに変更したことで、追加されたCOMポートを使ってデジタルモード運用時のPTT制御・オーディオソースの切り替え制御ができるようになりました。

追加されたCOMポートをデバイスマネージャーで確認して選択し、PTT制御としてRTS信号を選択してお使いください。なお、従来のUSBIF4CW Gen.3と外見上の違いは無く、これまでの機能はそのままです。

2chシリアル変換チップFT2232D(右の黒いIC)

本日(2020年11月22日)以降、ご注文いただいたUSBIF4CW Gen.3は新しい設計のものです。頒布をご希望のかたはこちらからお申し込みください。

これまで、USBIF4CW Gen.3でFT8モードなどを運用するために非対応ソフトウェアを使用するには、仮想COMポートドライバをインストールするか、WSJT-XやJTDXなどのオープンソースのソフトウェアをコード修正するなど、面倒な作業が必要でした。

そこで、USBIF4CW Gen.3のUSBシリアル変換チップを2chのものに変更しました。追加されたCOMポートのRTS信号を使って、PTTのオンオフ制御とオーディオソースの切り替え制御ができます。通常時は、USBIF4CW Gen.3の前面マイク入力がDigital端子から出力されていますが、RTS信号の変化があるとPTT制御が働くと同時にオーディオソースがPCソフトウェアの出力音声へ切り替わり、デジタルモードの変調音が出力されるようになります。

従来のUSBIF4CW Gen.3の機能はそのままで変更がありませんが、新たなCOMポートによるPTT制御とオーディオソースの切り替え制御とはOR制御となります。

使用しているUSBシリアル変換チップはFTDI社のFT2232Dです。通常であればドライバはWindows OSによって自動的にインストールされます。何らかの事情で手動インストールする場合は、お使いのPC環境に合ったドライバをFTDIのホームページから入手してください。

なお、制限事項として、USBケーブルでPCへ接続した直後に何度かPTTがオンになってしまうことがあります。不意に電波を発射する事が無いよう、無線機の電源を入れる前にUSBIF4CW Gen.3をPCへ接続するようにしてください。あるいは、USBIF4CW Gen.3をPCへ接続した後にDigital端子にケーブルを接続します。

この事象はデバイスドライバの設定を下図のように変更することである程度は軽減できますが、完全に防止する事はできませんのでご了承ください。

また、これまでのUSBIF4CW Gen.3にCOMポートを1つ追加して、WSJT-XやJTDXなどのソフトウェアに対応するためのCOMポート追加モジュールを製作しました。


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