WSJT-Xでdigiaidを使用する場合の設定手順

digiaidをWSJT-Xで使用するための設定手順を説明します。USBIF4CWやUSBIF4CW Gen.3とは手順が異なりますのでご注意ください。また、digiaidにはCAT機能がありませんので、本インタフェース単体ではWSJT-XのDXペディションモードに対応することはできません。

WSJT-Xを起動します。メニューから「File」→「Settings…」を選択して「Setting」を表示します。「Radio」タブの項目「PTT Method」にあるラジオボタン「RTS」を選択し、プルダウン「Port」でデバイスマネージャーで確認したdigiaidに該当するポート番号を選択します。
WSJT-Xの設定0

別途、CAT接続している場合を除き、digiaidでPTT制御する場合「CAT Control」は設定しません。項目「Rig」のプルダウンメニューは「None」のままにしておきます。

正しく設定すると「Test PTT」を押下するとdigiaidのPTT-LEDが点灯します。もう一度ボタンを押下するとPTT-LEDが消灯します。

続いて、「Audio」タブを開いてサウンドカードの設定がPC内蔵のものになっていることを確認します。信号は「Mono」または「Left」を選択します。digiaidは「Left」信号しか使用しませんので「Right」を選択すると何も入出力できなくなります。
WSJT-Xの設定1