デバイスドライバの導入について
USBIF4CW Gen.3の内部には4つのUSBデバイスが内蔵されています。それぞれ、USBハブ、USBシリアル変換、USBオーディオ、USBIF4CWです。
いずれのデバイスも通常は、Windows OSの標準ドライバが自動的にインストールされますが、お使いのPC環境によっては手動でインストールする必要がある場合があります。
FT-2232D (2ch USBシリアル変換) ← 2020/11/22以降
FT-232RL (1ch USBシリアル変換) ← それ以前
http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm
表の中からお使いのPC環境に合ったドライバを選択してダウンロードしてご利用ください。Windows OSであれば、カラム「Comments」にある「setup executable」をダウンロードすると便利です。PCM2904/6 (USBオーディオ)
https://www.tij.co.jp/product/jp/PCM2906
サポート・ソフトウェアPCM290x USB Audio Filter Driver Installation Software (SLAC156.ZIP 3555KB)をダウンロードして解凍すると「i386」と「x64」フォルダが生成されます。それぞれ32ビット版OS用、64ビット版OS用ですので、PC環境に合ったドライバを選択してご利用ください。
USBシリアル変換 (仮想COMポート)
デバイスマネージャーの項目「ポート(COMとLPT)」でUSBIF4CW Gen.3に割り当てられた2つのCOMポート番号を確認できます。
USBシリアル変換の仮想COMポート番号は、デバイスマネージャで変更することが可能です。お使いのソフトウェアに合った番号を指定してお使いください。
USBオーディオ
コンテストログソフトウェアなどでボイスメモリ再生をする場合や、デジタルモード用ソフトウェアで変調したAF信号を無線機へ送りたい場合は、それぞれのソフトウェアでオーディオ出力デバイスとして、USBIF4CW Gen.3内蔵のUSBオーディオを選択します。
USBオーディオについて、Windows OSやソフトウェアによっては優先的に使用するデバイスとして指定しておく必要がある場合があります。
デジタルモード用の外部インタフェースドライバ(EXTFSK)について
MMTTYおよびMMVARIではUSBIF4CW専用の外部インタフェースドライバEXTFSK(usbif4cw.fsk)を使用することでUSBIF4CWによるFSK出力とPTT制御が可能です。
これまでに、USBIF4CW単体用の設定がされている場合、そのままではUSBIF4CW Gen.3でPTT制御はできますがFSK制御ができません(FSKではなく、CWのLEDが点滅するはずです)。これは、USBIF4CWではKey-out端子からCWとFSK信号の両方が出力されていましたが、USBIF4CW Gen.3では、CWとFSK信号は別の端子から出力するようになったためです。
外部インタフェースドライバ(EXTFSK)は、Ver. 0.04a以降のものをインストールしてご利用ください。USBIF4CW Gen.3用の外部インタフェースドライバ(EXTFSK)は下記から入手できます。
http://nksg.net/extfsk/extfsk004a.zip
設定方法は下記リンクをご参照ください。
http://nksg.net/usbif4cw/software/