外観はケースが大きくなり、CWに関してはWPM変更ダイヤルが追加されました。USBIF4CW Gen.3単体で、デジタルモード運用と、無線機のコントロールができるようになったことが機能上の主な変更点です。USBIF4CW Ver.2.xでデジタルモードを運用する場合と比較すると、PCとの接続がUSBケーブル1本だけになりますのでケーブルの引き回しがすっきりします。また、従来どおり、すべての信号線はPCと無線機との間でアイソレーションされています。
インタフェース内部にはUSBハブがあり、下記のデバイスを搭載しています。
- USBIF4CW → PCとの通信機能付きCWキーヤ
- USBオーディオ → デジタルモード運用など
- USBシリアル変換 → 無線機とのシリアル通信
- マイクアンプ → 電話運用とPCへの取り込み(ボイスメモリ用データ作成など)
USBIF4CW Gen.3をPCへ接続すると、PCにサウンドカードがもう1枚追加された状態になります。デジタルモードの運用や、Digital Sound CWなどCW受信解読ソフトウェアによる運用がしやすくなります。また、USBIF4CW単体で音声I/Oの機能がありますので、PCに元々搭載されているサウンドカードは音楽を聴くなど別の機能に使えます。
無線機とのシリアル通信は、送受信の信号線(TxD・RxD)のみ結線しています。
ダイナミックマイクまたはコンデンサマイクを接続でき、マイクアンプを経由して電話運用したりPCへ取り込んでボイスメモリ用のオーディオファイルを録音したりすることができます。
CWキーヤはUSBIF4CW Ver.2.xのチップを使用しています。