USBIF4CW 専用 CWタッチコーダ
仕様 | 動作環境 | 使い方 | ダウンロード | Q & A | 更新履歴 |
既知の問題: PC環境によっては、Ver.1.09aまたはVer.1.09を使用すると符号抜けすることがあります。そのような場合は、Ver.1.08をお使いください。この問題は、次回バージョンで修正する予定です。
「USB-Keyer」はCWタッチコーディングをおこなうアプリケーションです。なお、このソフトウェアを使用するためには、PCのUSBポートを利用するCWインタフェースUSBIF4CWが必要です。USBIF4CWを接続しない場合でも、PCのスピーカからサイドトーンを発生させることが可能です。なお、Ver1.04以降でUSBIF4CW Ver.2を接続して使用する場合には、サイドトーンは出ない仕様になっています。
「USB-Keyer」 Ver.1.01A
仕様
USBIF4CWによるCW出力
CWおよびPTT制御(前後ディレイ付き)、エレクトリックキーヤ機能(別途パドルが必要)
CWタッチコーディング
キーボード入力による任意文字を逐次送出(半角アルファベット、半角カナ、記号)
最大20種類のCW定型メッセージ
F1~F10キーまでの10種類のCW定型メッセージを2バンク分、合計20個のメッセージを登録・送出可能
マクロによる文字列展開
自局コールサイン($M)、送信ナンバ($N)
CWビーコン
F1メッセージをビーコン送出(CQ間隔は可変)
CW送信速度の変更
5~50 WPMまでを可変
各種CWパラメータ制御
ウェイト、符号間スペースなどを設定可能
HAMLOGとの連携
HAMLOGまたはUSB-Keyerに入力したコールサイン、RSTレポート情報を送受信
パドルトレーナ機能
パドルで入力したCW符号を文字列を復号 (要、USBIF4CW Ver.2.4以降)
動作環境
PC | USBポートを搭載するDOS/Vパソコン |
OS | Windows 8 / 7 / Vista / XP / 2000 / Me / 98SE ※すべての環境で動作を保証するものではありません。下記の日本語版OSで動作確認をしています。
その他のOSでの動作は未確認です。お問い合わせフォームから情報をお寄せください。 |
USBIF4CW | USBIF4CW (Ver.1.0以降すべてのバージョンでお使いいただけます) |
使い方
「USB-Keyer」でUSBIF4CWを使用するために特別な設定は必要ありません。まず、USBIF4CWとパソコンをUSBケーブルで接続し、パソコンにUSBIF4CWが正常に認識されているか確認してください。
「USB-Keyer」をダウンロードして任意のフォルダに解凍し、実行ファイル「UsbKeyer.exe」を起動してください。
「USB-Keyer」の使用方法について、詳細は同梱のマニュアル「UsbKeyer.txt」をご覧ください。
ダウンロード
USB-Keyer Ver. 1.09a (Oct. 15, 2014): UBK109a.zip
(旧バージョン)
USB-Keyer Ver. 1.08 (Jun. 13, 2013): UBK108.zip
Q & A
- USBIF4CWの動作確認やバージョン確認はどのようにするのですか? USB-Keyerのバージョン情報で確認することができます。1. USBIF4CWをPCに接続し、USB-Keyerを起動します。2. USB-Keyerのタイトルバーのアイコンをクリックし、メニューの[Usb-Keyer のバージョン情報]を選択します。3. バージョン情報の3行目に「USBIF4CW Ver.2.3」のようにUSBIF4CWのバージョンが表示されます。「USBIF4CW Ver.0」と表示される場合は、USBIF4CWが正常に認識できていません。 USBIF4CWがパソコンに正しく接続され、インストールされているかをもう一度ご確認ください。
- 和文モールスはどのようにして送信するのですか?半角カナを利用してください。キーボードのCtrlキーを押しながらCaps Lockキーを押すと半角カナで入力できるようになります。英語キーボードの場合はCtrl+Shift+Caps Lockです。もう一度押すと、元の入力に戻ります。和文の定型文にも対応しています。メッセージメモリに半角カナで登録してください。
- メッセージメモリのバンク切り替えはどのようにするのですか? [設定] -> Setup画面 -> メッセージメモリでバンクBを選択してメッセージを登録します。通常画面でCtrlキーを押下している間だけ、メッセージメモリの表示がバンクBへ切り替わります。そのままファンクションキーを押下するとバンクBのメッセージメモリを送出します。
- USB-Keyerでキーボードから入力した文字の一部が異なる符号で送信されてしまいます USB-Keyerは符号変換テーブルを使用できるようになっています。符号変換テーブルは、主に特殊な符号をキーボードから送信するためのもので、たとえば「’A'(Shiftキーを押しながら’a’)を入力した場合は[AR]を送信する」といったルールを設定することができます。符号変換テーブルが設定されていると、入力した文字ではなく、設定した符号が出力されるため、このような現象が発生します。以下のいずれかの方法でこの現象を回避できます。1. 符号変換が必要な場合: 符号変換テーブルの定義を変更します。2. 符号変換が不要な場合: usbkeyer.tblファイルを削除します(必要になったときは、再度「メモ帳」などで作成することができます)。
- パソコンのスピーカからサイドトーンがでません。USBIF4CW Ver.2はインタフェース内部で符号生成している都合上、アプリケーション側ではキーイングのタイミングを把握できません。USB-Keyer Ver 1.04以降でUSBIF4CW Ver.2を接続して使用する場合には、サイドトーンは出ない仕様になっています。USBIF4CW Ver.2.3以降はUSBIF4CW本体に圧電スピーカを実装しました。USBIF4CW本体のサイドトーンを発生させるには、USB-Keyer Ver.1.06以降をご利用ください。
- パドル操作後のファンクションキーでCW送出ができませんVer.1.04で確認されたバグです。USB-Keyer Ver 1.05A以降で修正されています。
- パドル送信後にキーボード入力で文字を送信すると最初の1文字目が違う符号で送信されます。WindowsXP+USB-Keyer Ver.1.06で確認されたバグです。USB-Keyer Ver 1.06A以降で修正されています。
更新履歴
Ver. 1.09a (Oct. 15, 2014)
- パドル操作後にESCキーを押さないとFnキー送信できないバグを修正した
Ver. 1.09 (Oct. 04, 2014)
- USBIF4CW Gen.3のCWスピード調節に対応した
- パドルトレーナ機能で「-..-.」(モ)が「/」で表示されるバグを修正
Ver. 1.08 (Jun. 13, 2013)
- ホットプラグ(ソフト起動中にUSBIF4CWを挿抜すること)に対応した
- 連続文字(「~」後の2文字)の前に余分なスペースが入っていたので除去した
- サイドトーンの設定項目をUSBIF4CWのバージョンに応じて有効化
Ver. 1.07 (Aug. 25, 2012)
- USBIF4CW Ver.2.4 のパドル入力を復号する機能に対応した
Ver. 1.06c (Jun. 11, 2007)
- マクロ $R を自局 RST レポートへ展開するようにした
Ver. 1.06b (Jun. 02, 2007)
- 起動時に前回のウィンドウ位置に表示するようにした
- 常に手前に表示できるようにした
Ver. 1.06a (Apr. 22, 2007)
- 一部OSでパドル操作直後にタッチタイプの1文字目を送出しないバグを修正
- USBIF4CWのMsgボタン押下でCQビーコンが動作しないバグを修正
- コールサイン入力欄の「CallSign」表記を廃止した
Ver. 1.06 (Nov. 3, 2006)
- USBIF4CW Ver.2.3への対応
Ver. 1.05b (Jun. 3, 2006)
- USBIF4CW Ver.2以降で「BK」など連続送出できないバグを修正
- Turbo HAMLOG との連携ボタン「F11/F12」を表示
Ver. 1.05a (Sep. 19, 2005)
- パドル操作後の最初の文字が出力されないバグを修正(再度)
- 逐次送信でFnキーを操作すると直前の文字列がキャンセルされるバグを修正
Ver. 1.05 (Sep. 19, 2005)
- Turbo HAMLOGとの連携を実装(Fn11でデータ送信、Fn12でデータ受信)
Ver. 1.04e (Sep. 17, 2005)
- 逐次送信した文字はメッセージエリアへ移動するようにした
- CAPS Lockに関わらずシフトを押すとアルファベット小文字を入力
Ver. 1.04d (Aug. 20, 2005)
- パドル操作後の最初の文字が出力されないバグを修正
Ver. 1.04c (Aug. 20, 2004)
- USBIF4CW Ver.2.3以降へ対応
- バージョン情報にUSBIF4CWバージョンを表記するようにした
Ver. 1.04b (May. 22, 2003)
- USBIF4CW Ver.2.2へ対応
Ver. 1.04a (Aug. 31, 2003)
- 符号変換テーブルを定義できるようにした(入力”a”で”.-.-.”送出など)
- USBIF4CW Ver.2でのMsgボタンでループCQが出るようにした
- USBIF4CW Ver.2への文字送信で8文字を超えると処理されないバグを修正
- USBIF4CW Ver.2との送信速度(WPM)連携が失敗するバグを修正
- Windowsの一部OSでWPM表記がおかしくなるバグを修正
Ver. 1.04 (Aug. 23, 2003)
- USBIF4CW Ver.2への対応
Ver. 1.03 (Oct. 31, 2002)
- パドル動作を修正
- サイドトーンを出せるようにした(周波数変更可能)
- PTT の前後にディレイを設定できるようにした
- 設定ダイアログで設定内容を変更できるようにした
- メッセージメモリを倍増した(CTRL押下でバンク切り替え)
- 送信時間の記録を選択できるようにした
- UP / DOWN ボタン押下時のCW速度変更動作を修正
- 起動時にパドルリバースと PTT 制御が必ず ON になる不具合を修正
Ver. 1.02 (Jun. 07, 2002)
- CWキーボード入力時に逐次/一括送信を選択できるようにした
Ver. 1.01A (Apr. 28, 2002)
- 相手コール記入欄を設けてマクロ $C とした
- ESC キー押下直後にパドル入力を再開できないバグを修正
- ナンバ自動増加オプションを修正
- パドル入力で待機文字列が停止しないバグを修正
- ESC キーで PTT も OFF になるようにした
- 特定の OS でキー入力が受け付けられないバグを修正
- 和文出力を一部修正
Ver. 1.01 (Apr. 06, 2002)
- エレキー機能をスクイズ動作に変更
- ファンクションキーで頻繁に利用する文字列を送信できるようにした
- ナンバー送信に対応 (ナンバ自動増加機能付き)
- 「BK」などのスペース無しで続けて送信する符号に対応
- ループ CQ 送信に対応 (Ctrl+Z)
- マクロに対応 ($N:ナンバ、$M:自局コールサイン)
- 文字列送出時刻を表示するように変更
Ver. 1.00 (Feb. 18, 2002)
- 一般公開バージョン