2003年9月1日の時点で判明しているUSBIF4CW Ver.2.0の問題点について

zLogはUSBIF4CW Ver.2に正式対応していません。zLogを使用する場合は旧バージョンのUSBIF4CW Ver.1と同じ制御方法となり、インタフェース内部での符号生成機能(文字からCW符号への変換)は使用できません。

zLog使用時、zLogの不具合のためキーヤ機能に問題が発生します。zLog内蔵のキーヤとUSBIF4CW Ver.2.0インタフェース内蔵のキーヤが同時に動作し、間違った符号が送出されます。これはzLog側でパドルを使用しない設定にしても、その設定が 反映されないためです。zLogのバグレポートとUSBIF4CW Ver.2.0への対応依頼については、既にzLog作者へ連絡しています。

送信速度(WPM)を変更した場合に不具合があります。PC側アプリケーションから送信速度を変更した場合、送信速度とともにドット、ダッシュ、 スペースそれぞれの長さがインタフェースへ送信されます。この送信された情報と、文字間や単語間のスペース送出準備のタイミングと重なると、スペース長と して点間スペース(1短点分)となるため、文字間(デフォルト3短点分)、単語間(デフォルト7短点分)のスペースが、一時的に点間スペース(1短点分) となってしまいます。USB-Keyerでドット、ダッシュ、スペースの長さを指定するときも同じ状態になります。

USBIF4CW Ver.2.0ではインタフェースによるFSK符号生成をサポートする予定でしたが、ファームウェアのバグが原因でFSK符号生成が不安定になっています。

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