USBIF4CWを初めてPCへ接続する際にはデバイスドライバが自動的にインストールされます。正しくインストールされているかはデバイスマネージャで確認できます。確認方法についてはインストール手順を参照してください。
PCと無線機への配線(CW運用)
USBケーブルでUSBIF4CWのUSB端子とPCのUSBポートを接続します。
USBIF4CWのKey-out端子と無線機のKey端子を接続します。USBIF4CWのKey-out端子からは縦振り電鍵の信号が出力されますので、無線機のキーヤはオフにし、縦振り電鍵の設定にしておきます。この端子はフォトMOSリレーの2次側ですのでCWキーダウンの際にGNDと導通します。真空管式リグのマイナスキーイングでもそのまま接続できます。
パドルを使用する場合、USBIF4CWのPaddle-in端子へ接続します。パドル側にはミニステレオプラグ(Φ3.5mm)が必要です。
PTT-out端子は必要に応じて接続します。ベアフットでのCW運用では接続は必要ありませんが、リニアアンプやプリアンプなどの外部機器を使用する場合には接続します。この端子はフォトMOSリレーの2次側ですのでPTTオンの際にGNDと導通します。
USBケーブルとCW-KeyケーブルはUSBIF4CWに標準添付されています(Key接続ケーブルは完成品にのみ添付)。PTT制御用のケーブルは付属していません。追加のケーブルが必要な場合は作品一覧からご購入ください。
なお、無線機のKey端子の仕様は機種ごとに異なりますので、無線機の取扱説明書や無線機の端子仕様のページをご参照ください。
PCと無線機への配線(デジタルモード運用)
USBケーブルでUSBIF4CWのUSB端子とPCのUSBポートを接続します。
USBIF4CWのKey-out端子から無線機のACC端子(*1)のFSKピンへ接続します。USBIF4CWのKey-out端子からはCW信号とFSK信号の両方が出力されますので、FSKの信号線は無線機のKey端子にも分岐して接続しておくと便利です(一部の無線機では不具合を起こす場合がありますのでご注意ください)。この端子はフォトMOSリレーの2次側ですのでFSKマークの際にGNDと導通します。
USBIF4CWのPTT-out端子から無線機のACC端子のPTTピンへ接続します。この端子はフォトMOSリレーの2次側ですのでPTTオンの際にGNDと導通します。
無線機のACC端子のDATA-outピンはPCのMIC端子(またはLine-in端子)へ接続します。受信したCW信号をPCへ取り込んで解読する場合も、このラインの接続が必要です。
無線機のACC端子のDATA-inピンはPCのヘッドホン端子(またはSP端子、Line-out端子)へ接続します。
DATA-inピンおよびDATA-outピンとPCのサウンドカード間のラインは電圧レベルが異なる場合がありますので直結は避け、トランスを入れるか適当な値の抵抗を入れておきます。
*1: 無線機によってはDATA端子、PACKET端子、RTTY/PKT端子などと表記されている場合があります。
USBケーブルはUSBIF4CWに標準添付されていますが、ACC端子への接続ケーブルは付属していません。追加のケーブルが必要な場合は作品一覧からご購入ください。
なお、無線機のACC端子やKey端子の仕様は機種ごとに異なりますので、無線機の取扱説明書や無線機の端子仕様のページをご参照ください。